三部けい原作の映画「僕だけがいない街」が2016年3月19日に公開される。公開日発表に伴い、場面写真が届いた。
自分の身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう「リバイバル」という現象に巻き込まれた藤原竜也演じる悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。
公開された写真では、悟が有村架純演じる愛梨を守るため、手を取って走る場面で、物語を象徴する写真になっているという。
「僕だけがいない街」は2016年1月からフジテレビ・ノイタミナでのアニメ放送も決定している。
ストーリー
藤沼悟は、ピザ屋でアルバイトをする売れない漫画家。漫画家としてまったくうだつが上がらず悩みながら日常を送る悟に「リバイバル」という特殊な現象が降りかかる。それは、身近で“悪い事”の気配を察すると、その数分前に遡り、事件や事故の原因を取り除くまで何度でも時間が遡るという特殊な現象。
ピザの配達中、何かを察した悟に「リバイバル」が訪れる。数分前に遡り、「リバイバル」の原因を探し出し、大きな交通事故を回避する事は出来たが、悟自身が事故に巻き込まれ、入院する事に……。偶然、事故現場に居合わせた同じピザ屋で働く愛梨と、上京して来た母・佐知子の看病で回復する悟。
「交通事故が起きる直前」「誘拐事件が発生する直前」……。“悪い事”を察すると、悟は幾度も数分前に遡り、その原因を取り除くまで「リバイバル」は続く。
母が何者かに殺された……。突如、悟に訪れる「リバイバル」。それまでの「リバイバル」は数分前だったが、18年前の世界へと遡る悟。そこは、小学5年生の頃、同級生が被害者となった連続誘拐殺人事件が起きる数週間前だった。
18年前の世界では、小学生連続誘拐殺人事件が起ころうとしている。頼れるのは同級生の仲間と、担任の八代先生、母・佐知子。現在の世界では、悟に母の殺人容疑がかかり、指名手配に。そして、何者かに命を狙われる愛梨。
現在と過去を行き来する悟は、「リバイバル」の原因をすべて取り除き、愛梨、母、そして殺人事件の被害者となった同級生を救う事ができるのか?
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過去に向き合う時、今が動き出す。