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サッカーチーム・浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)は、11月28日に対戦したチームの選手に対して差別的な発言がSNSに投稿された件で「差別を絶対に許しません」とコメントした。
試合終了後に同日対戦したガンバ大阪のパトリック選手に対し、Twitterでレッズサポーターを名乗る人物から差別的な書き込みがあった。パトリック選手は「今回の件は、どれほど悲しいかは神様にしか分からないです」とコメントしている。
浦和レッズはこれについて、「発信者がどのような人物で何を目的に書き込んだかは特定できませんが、浦和レッズは差別を絶対に許しません」としている。
同チームは昨年、サポーターが差別的とみられる横断幕を掲出したことが問題となった(関連記事)。その際、「人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めない」とする差別撲滅宣言をしており、差別撲滅に向けた取組みを実施している。
ガンバ大阪も「人権問題に関する啓発活動を日頃から行っている中、このようなことが起きたことは非常に残念でなりません」とし、「いかなる差別的な行動も絶対に許すことはありません」とコメントしている。
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