12月10日放送のアニメ「ヤング・ブラックジャック」第11話で、「おそ松さん」をモチーフにしたブラック・ジャックのイラストが公開され話題となっています。描いたのは、そう、手塚治虫先生の画風をまねたエロ・パロで知られる漫画家の田中圭一先生です。やってくれましたね。
アニメ「ヤング・ブラックジャック」では、番組終了後のエンドカードをさまざまなアーティストが担当しており、これまでにも「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」などの手塚アニメに携わってきたアニメーター/アニメ監督の杉野昭夫さんや、「グル〜ミ〜」の生みの親である森チャックさん、「それでも町は廻っている」などの作品で知られる漫画家の石黒正数先生らがイラストを提供しています。そんな中、まさか田中先生に白羽の矢が立つことになろうとは……。
アニメの公式Twitterでは、放送前から「Blu-ray&DVDの収録に関しては、もしかしてもしかする可能性もなくはないので」と意味深な告知をしており、原作が連載されているヤングチャンピオンの公式Twitterも「手塚プロさま、るみ子さま、TBSさま、なにか問題おきてしまいましたら本当に申し訳ございません」と別の意味で見事なフライング土下座を披露(ひろう)。手塚プロダクションの取締役を務めている手塚治虫さんの娘・るみ子さんもすかさず「なんだとぉぉーーーっっ!!!!!!・゚(゚`Д)゙キイテナイゾー」と反応していました。
番組をリアルタイムで見たらしいるみ子さん。放送終了後には田中先生に対して「無断パロディ放題のおそ松さんに対する元祖無断パロディ作家の意地を見せたな」と皮肉を込めた賛辞(?)を送りつつ、連載元のヤングチャンピオン編集部には「黒幕はヤンチャン編集部か。フジオプロさんにも謝るように!!!」とツイート。これを受けてか、ヤングチャンピオン編集部は「『ヤング ブラック・ジャック』製作委員会だけの問題ではないものになるとは想定外でした。各方面の皆様、大変申し訳ございません!」とTwitterで謝罪しました。画面越しでも皆の笑顔が見えそうなのはなんでなのかな?
そんな皆仲良し(?)のアニメ「ヤング・ブラックジャック」は残すところあと1回。12月17日放送予定の第12話「狂騒の季節」で最終回を迎えます。なお、ラストのエンドカードは「ヤング・ブラックジャック」の作者である大熊ゆうご先生が担当することが決定。アニメ公式Twitterでは、イラストの一部が公開されています。
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