2016年2月13日に公開される映画「ライチ☆光クラブ」のポスタービジュアルが公開されました。
同作は、1985年から1986年にかけて劇団「東京グランギニョル」によって上演された同名の演劇を基に、漫画家・古屋兎丸さんが内容をリメイクしながらコミカライズした作品。太田出版発行の隔月刊漫画雑誌「マンガ・エロティクス・エフ」に掲載され、その後もアニメ化や舞台化などがなされたロングヒット作です。
舞台は24時間黒い煙が立ち込める工業地帯の“蛍光町”。その片隅にある廃工場の秘密基地“光クラブ”で、9人の少年たちが「大人のいない理想の世界」を作ろうと、機械(ロボット)を作り上げます。そんな彼らによる裏切りと愛憎の物語と、機械“ライチ”と少女カノンの恋物語がダークな世界観で描かれます。
完成したポスターは、物語の象徴的なアイテムのひとつであるチェス盤を思わせる格子模様を背景に、玉座に囚われの身となったカノン(中条あやみさん)を取り巻くように、9人の少年たちが配置されています。理想の世界を夢見る少年たちは一体どんな結末を迎えるのか、想像が膨らむようなビジュアルに仕上がっています。
また、ポスタービジュアルとはカラーの違うデザインの前売券が12月19日から発売。購入特典として、秘密基地の玉座前に集う光クラブのメンバー全員と、カノンとライチの記念写真風の限定写真がセットになった「秘密基地のメモリアルフォトカード」が先着で配布されます。
同作の主題歌を担当するのは、PENICILLINのHAKUEIさんが主宰する映画と同名の音楽ユニット「ライチ☆光クラブ」。2011年に結成され、繊細かつ残酷な「ライチ☆光クラブ」の世界を音楽に昇華させてきた同ユニットですが、今回、主題歌として「メルヘン☆ジャック」を書き下ろし、映画の世界観をより確固なものへと仕上げます。
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