advertisement
インターネットでSNSなどに投稿経験がある人のうち、他人をおとしめる内容や下品な言葉を含む投稿など、悪意のある投稿経験をしたことがある利用者が前年から約3%増加し、全体の約4分の1に。このような調査結果を情報処理推進機構(IPA)が発表しました。
悪意のある投稿をした理由のうち、「イライラしたから」が5.3%増加、「相手に仕返しするため」が5.4%増加。投稿に負い目を感じない人の割合も約3%上がっており、その一方で"やらなければよかったと後悔した”も2.9%増えています。
また、SNSアカウントのリセット・削除経験者のうち、ストーキング被害経験者は8%、ハッキング被害は5.7%と少数ながら悪意ある行為の被害に遭っていることが判明したとのこと。
他にも、フリーWi-Fiを使ってネットで買い物する割合は32.4%に上ることや、最も脆弱性を悪用される可能性の高い”Adobe Flash player”を更新している人の割合は81.8%となっていることなど、さまざまなデータが掲載されています。調査はPC・スマートデバイス利用者1万人に対して行われました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「お前にそんな単純なパスワードは似合わないよ」「ドキッ」 IPA、“胸キュン”ポスターでパスワードの大切さ啓発
えっ!? - 同じパスワードの使い回しはやめよう 「パスワードリスト攻撃」への対策としてIPAなどが呼びかけ
ID・パスワードリストを入手した攻撃者による不正ログインを防ぐため、サイトごとに異なるものを登録しよう。 - ネットでの人権侵害、過去最高件数に 法務省が報告
ネット上での人権侵犯事件は前年から49.3%増加した。 - 青少年のインターネット・リテラシー上昇 総務省が調査結果発表
スマートフォンの保有やスマートフォンからのネット利用の割合が高まっている。 - 国勢調査のネット回答、26日から再開 先行期間内での回答率では滋賀がもっとも高く東京や沖縄が低かった
9月10日〜20日の期間のネット回答数は1900万以上で回答率は前回を参考に比較すると36.9%だった。