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屋内位置情報を活用して本を探せるアプリ「さばとマップ」の運用が福井県の鯖江市図書館で始まりました。
アプリ内で探したい本を検索すると、図書館内でのその本の場所が表示されます。同時に自分の現在地も表示されるため、迷わずに本へたどり着くことができます。
案内には、鯖江市図書館の公式キャラクター「れさのすけ・れさたろう」を起用。音声入力による検索にも対応しています。
利用者の位置情報は、図書館内に設置した位置測定デバイス「iBeacon」とスマートフォンを連携させて把握する仕組みになっています。プライバシーに配慮し、測定されたデータがクラウド上に送信されることはありません。
アプリ「さばとマップ」や関連データはオープンソースとしてGitHub上で公開されており、だれでも自由に鯖江市図書館の屋内位置情報を活用したアプリを開発できます。
アプリを開発したカーリルは、2014年9月に図書館でスマートフォンを使った屋内位置情報活用の実証実験をしたり、日本全国の図書館から本を探せるWebサービス「カーリル」を運営しています。
アプリは現在App StoreとGoogle Playストアで公開されています。本の分類番号をメモして、現在位置を確認して……という面倒な作業から解放される日も近い?
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