水産加工食品メーカーのカネテツが「エキマルシェ新大阪」(JR新大阪駅)にオープンした、同社初となる練り物専門店「ネルサイユ宮殿」の公式サイトがおかしなことになっています。
「ネルサイユ宮殿」はルネサンス風にアレンジした新感覚の練り物メニューを提供する専門ショップ。昨年末にオープンしたショップの内装は、架空の宮殿「ネルサイユ」をモチーフに赤い絨毯や大理石でまとめられ、店内には同社のイメージキャラクター「てっちゃん」をマリー・アントワネット風にした「マリー・アントワ・てっちゃん」があしらわれています。
宮殿をモチーフにした公式サイトでは、マリー・アントワ・てっちゃんがいきなり「パンがなければチクワを食べればいいじゃない」とお出迎え。無数のチクワが見え隠れする宮殿内は、ネルサイユ宮殿の成り立ちを解説した「歴史の間」、マリー・アントワ・てっちゃんを紹介した「王妃の間」、同店で扱われているメニュー「王妃のひとつまみ」や「パン・ド・ほぼカニ」などを紹介する「饗宴の間」、住所や営業時間を案内してくれる「執事の間」に分かれています。BGMをオンにすれば優雅なクラシック音楽を聴きながら宮殿探索を楽しむことも可能。
「ネルサイユ宮殿」は民衆に新しい練り物で喜びを与えたいというマリー・アントワ・てっちゃんが提唱した「ねりものコペルニクス」を実現すべく、新大阪に築城されたという設定。サイトには「宮殿の広さはおよそ4坪」「宮殿内の公用語は日本語」「馬車でお越しの方はフランスから245日」など、随所に気になるワードが散りばめられています。サイトを眺めるだけでも楽しめますが、実際にお店に足を運ぶと貴族風の衣装を身に着けた店長さんや特製のエプロンを身に着けた店員さんが迎えてくれるそうです。
(神奈川はな)
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