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10月スタートのNHK連続テレビ小説は「べっぴんさん」 神戸生まれのヒロインが子ども服作りに打ち込む物語

宮内庁御用達の洋服を作った人がモデル。

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 10月にスタートするNHK連続テレビ小説が「べっぴんさん」になると発表されました。第95作となるこの作品は、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服作りに打ち込み、日本中を元気にかけぬけていくヒロインとその家族、仲間たちが夢へと向かう物語です。

べっぴんさん 制作発表(NHK公式サイトより)

 タイトルの「べっぴんさん」には、ヒロインが真摯(しんし)に作り上げる子ども服は母親や子どもにとって特別なもの、別品(特別によい品物)という思いが込められています。主人公の名前は「すみれ」。実在の人物をモデルにしていますが、登場人物や団体は改称され、フィクションとして描かれます。

 脚本を手掛けるのは、渡辺千穂さん。2002年に連続ドラマ「天体観測」で脚本家デビューしており、今まさに臨月をむかえ、大きなお腹で執筆しているそう。初めてお母さんになる人から見た子ども服というのも興味深いものがあります。

 「べっぴんさん」のスタートは10月3日。ヒロインや共演者など今後の発表が楽しみです。

(神奈川はな)

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