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10歳のイスラム系の少年が「テラスハウス」を間違って「テロリストハウス」と書いてしまい、警察が呼ばれることに――海外でこんな騒動が報じられて話題になっていますが、警察はこれを否定しています。
報道によると、騒動は先月、ランカシャー地方のアクリントンで起きたとのこと。少年が学校の英語の作文で「テラスハウス(terraced house)に住んでいる」と書くところを「テロリストハウス(terrorist house)に住んでいる」と書いたことから、学校が警察に連絡したと報じられています。警察が少年と話をした結果、特に懸念するようなことはないとの結論に至ったそう。
「警察がテロ事件として対応した」と報じられたことから、学校の対応を批判する声も出ています。これに対してランカシャーの警察・犯罪コミッショナーは、テロ事件としてではなく、少年の安全のために対応したのであり、報道は誤解を招くと反論。少年が「テロリストハウス」以外にも懸念を招くことを書いていたため、警察官とソーシャルワーカーが少年宅を訪問したと説明しています。
地元紙Lancashire Telegraphが入手した授業の課題には「おじさんとテロリストハウスに住んでいる」「おじさんにぶたれる」と書かれており、学校は虐待の可能性を疑ったのかもしれません。ただ少年の父親は同紙に「息子はテラスと書くつもりだった。それに創造的に書くよう言われていた」と語っており、作文は創作だったよう。父親は「息子はおじにぶたれたことはない。学校は息子が両親と住んでいるのを知っている」と、学校の対応への不満を語り、謝罪を求めています。
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