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総務省が、スマートフォンの行き過ぎた端末価格割引・キャッシュバックについて調査を開始しました。過度な端末の割引が通信費の高止まりの原因となり、ライトユーザーや長期利用者との公平性を欠き、MVNO(格安SIM提供業者)の新規参入・成長を阻害する原因になっていると考えられるためとしています。
調査の一環として、「端末販売の適正化の取組に係る(かかわる)情報提供窓口」を設置。端末の購入価格を上回る割引・キャッシュバックなどを行っている携帯電話ショップに関する情報を、メールで募集しています。
もしも過度な割引を行っているショップを見つけた場合、
- 携帯電話事業者の名称
- スマホの機種名
- 割引・キャッシュバックなどの額
- 割引・キャッシュバックなどの条件
の4点が確認できる店頭ポスターやチラシなどを撮影して送って欲しいとのこと。
また、総務省自信もショップへ直接訪問し、スマホの販売価格、割引・キャッシュバックなどを調査するとしています。もし過度な割引を行っていると認められた場合、携帯電話事業者に対して改善に向けた指導を行います。
長年「高い」と言われ続けているスマホの通信費が、今度こそ安くなるかもしれません。もしも実現した場合、従来の高額なMNP割引やキャッシュバックは、本格的に終わりとなりそうです。
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