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2015年(1月1日〜12月31日)のKindleストア「出版社別 年間売上ランキング」が発表されました。希望小売価格×販売数を基に集計されています(金額は非公表)。
1位に輝いたのは、昨年に続きKADOKAWA。「ダンジョン飯」などの人気漫画・ラノベを多数電子化しているほか、新刊Kindle作品の約半数を紙版と同時発売したこと、さらには半額セールなどの価格施策を積極的に打ち出したことが結果につながったと見られます。昨年11月20日には、漫画「新世紀エヴァンゲリオン」(貞本義行)全14巻セットを700円で販売するという価格破壊も行っていました(関連記事)。今年も期待しています。
また、2位の講談社、3位の集英社、4位の小学館には順位の変動がなかったものの、昨年11位だった文藝春秋が5位へと躍進。「火花」(又吉直樹)、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)といった人気作の電子化や(関連記事)、「週刊文春」の紙版との同時発売、さらに、話題となったニュースの記事を即座にまとめ、100円前後の低価格で販売するといった独自の取り組みも結果を後押ししたと考えられます。今年も既にSMAP解散(疑惑)報道や、元プロ野球選手・清原和博容疑者の逮捕に関するコンテンツを配信しています。
このほか、芳文社が25位→18位と7つ順位を上げたほか(「ごちうさ」効果?)、西東社が54位→25位、リブレ出版が41位→26位と大幅に前進していました。
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今後ストアからは消える可能性大?