日本のインターネットの父と呼ばれる村井純氏やプログラミング言語Ruby開発者まつもとゆきひろ氏、カドカワ代表取締役社長の川上量生氏などが執筆する角川学芸出版の「【全15巻合本版】角川インターネット講座」の価格がすごいことになっていると話題になっています。
実はこの本、2015年11月25日に発売され定価1冊税込2万1600円なのですが、Amazonと楽天ブックスでなぜか税込2700円という破格の値段で取引きされています。何が起きた……!(歓喜)
レビューを見ると、値段だけでなく内容も確か。Amazonのカスタマーレビューは全て星5つが付いており、「この値段でこのボリューム。買わない理由を見つけることが出来ませんでした」「内容、クオリティー、ボリューム、全てにおいて買いです」「各章は実際にインターネットで何かを起こした人・作った人が中心なので、教科書と雑誌の中間的な生々しさがあって読む楽しさが強い。堅すぎると飽きやすい人にもオススメ」といったコメントが付いています。
中には「日本のインターネットの最前線の成果を惜しげも無く書かれた作品群を【87%OFF+ポイント20%還元】販売してしまうなんて、知に対する挑戦としか思えない。何より本講座集に収録された数冊を事前に定価で購入しまった僕に対して無礼である。今回の販売価格より既に多く支払っているではないか」としながらも「結論的には、即ポチすべき商品です」と星5つを付ける読者も。
セール期間やなぜこのような値段になったのかは不明ですが、買っておいて損はなさそう。2016年1月26日現在、楽天ブックスPC・システム開発部門で1位、Amazon Kindleストア売れ筋ランキングの有料タイトルで1位となっています。
(太田智美)
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