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鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が、ダイオウグソクムシの脱皮を国内で初確認したと発表した。
同館で飼育中のダイオウグソクムシ(個体識別番号5)が2月12日脱皮した。ダイオウグソクムシを含む等脚類(ダンゴムシの仲間)は、脱皮の際に先に体の後半部を脱いで、それが硬化した後、前半部を脱ぐ習性が知られている。今回は後半部のみの脱皮で、前半部の脱皮がいつになるのかは不明。
5は正月ごろから徐々に体の前半分が白化しており、同館は脱皮の兆候ではないかと観察を続けていた。12日の朝7時30分ごろに水槽の見回りに来た飼育スタッフが脱皮途中であることを確認し、同日14時ごろに脱皮は完了した。
ダイオウグソクムシは国内で15館以上の水族館で飼育されているが、これまでに脱皮の記録はないという。同館は脱皮の動画撮影にも成功している。
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