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横浜・八景島シーパラダイスに「深海生物」に特化した新展示エリア「未知なる海底谷 深海リウム」が誕生します。東京湾内の水深500メートルより深くに生息する「イガグリガニ」や我らが「オオグソクムシ」など、約40種類もの深海生物が展示される予定です。
実は、八景島は東京湾の海底谷と相模湾の超深海域に挟まれた深海生物と密接な関係を持つエリア。水温が下がる冬には、峡谷から「ミツクリザメ」などの希少な生物が現れるとのことで、2009年より深海ザメの飼育展示と生態研究も実施しています。冬になり飼育の可能性があれば、これらの希少な生物たちにも出会えるかもしれません。
常設展示では、海底に落ちた生物たちの死骸などを食べて暮らす「オオグソクムシ」「ヌタウナギ」「スソウミヘビ」といった生物や、ヒトデの仲間で体中をウネウネと動かしゆっくりと移動する「テヅルモヅル」、色鮮やかな「シキシマハナダイ」、餌を丸呑みにできるほど大きな口を持った「マトウダイ」、両脚を広げると3メートルにもなる「タカアシガニ」、世界最大のダンゴムシ「ダイオウグソクムシ」、生きる化石ともいわれる「オウムガイ」、寒天のような皮膚をもつ「ザラビクニン」などが展示。太陽の光が届かない真っ暗な世界で生きる生物たちの鼓動を見ることができます。
「未知なる海底谷 深海リウム」は、アクアミュージアム5階の展示エリアに新設。7月25日にオープンです。
(太田智美)
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