ネットの世界で「笑い」を現すネットスラングの「w」のことを「草が生える」といいますが、この“草”がつぶやかれるたびに本物の草を生やすロボット「Warota Planter」が登場しました。電子の草が、質量を持った草に……?
2016年。地球では砂漠化が進む一方、日本のネット界は一面の草に覆われていました。気付けば右も左も「w」だらけです。このネットの世界の笑顔である“草”が生えるたびに現実世界で草が生やされ、新たに生まれた緑がまた誰かの笑顔を生んでほしい。そんな思いから「Warota Planter」は作られたそうです。
その仕組は、Twitter上のつぶやきをリアルタイムに解析し、笑いの数が信号として「Warota Planter」に送られるというもの。誰かが「w」を含むつぶやきをするたびにツイートを抽出し、笑いの数だけ草を植えていきます。
本体はキャタピラの上部に箱状の「草培養ユニット」が設置され、その中には植えるための「草ユニット」が敷き詰められています。また、草ユニットは有機物のみで作られており、全て土に還るクリーンな仕組み。さらに、ネット上での“草”を受信すると光る、「ワロタライト」を搭載。
最終的には太陽光によるマシンの自走と量産化を実現し、完全にクリーンな緑化を目指すとのこと。実現すれば世界中の砂漠で「Warota Planter」が「ワロタワロタ」言いながら草を植えていくわけです。ファンタジーですね。
どこまでマジなのか判断の難しい「Warota Planter」ですが、笑顔で世界を緑化するというアイデアはすばらしいですね。私もどんどん“草”を生やしてwwwいこうとwww思いましたwwwwwww。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ニコニコ特撮部が「ゴジラvs太陽の塔のロボ」を制作 完全にプロの犯行
よくできてる。 - ドアを開けたり、荷物を持ち上げたり Google子会社の人型ロボの進化がすごい
よろめいても体勢を立て直すことができ、倒れても自力で起き上がれます。 - これさえあれば考えなくていいんだよ ガコガコ動く全自動パズドラロボ(物理)が登場
もはやプレイヤーすらいらない。 - 使徒を撃退するためゲームボーイカラーを二足歩行ロボに改造した動画 歩き方が“ダバダバ”しすぎて街より腹筋がやばい
ぜひ動画を見てもらいたい。 - リアルすぎるだろ! もしも水族館の水槽で“シャケの切り身”が泳いでいたら、子どもたちの反応は……!?
魚のこと、もっと知ろう。 - 「クラタス」に日米ロボット対決挑むMegaBots、ロボ強化資金をクラウドファンディングで募集
日米ロボット対決で戦う「Mk.II」の装甲や火力をパワーアップするため、50万ドルの支援を募集しています。