advertisement
Google DeepMindが開発した囲碁プログラム「AlphaGo」と、韓国のトップ棋士・李世ドル九段による対局ですが、4戦目は李世ドル九段が勝利しました。これで「AlphaGo」は通算3勝1敗(全5局)。
前半は「AlphaGo」有利で展開していましたが、中盤、李世ドル九段に妙手を打たれ形成が逆転。「AlphaGo」はそこから盛り返すことができず、後半は一転、李世ドル九段の圧勝ムードとなりました。Google DeepMindのCEO、Demis Hassabis氏は対局を振り返り、「AlphaGoはプレッシャーでミスをした」「ミスは79手目だったが気づいたのは87手目だった」とツイートしています。
李世ドル九段との対局(Google DeepMind チャレンジマッチ)は5番勝負で、最終局は3月15日に行われる予定です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Googleの囲碁AI「AlphaGo」、世界トップ棋士に3連勝して勝ち越し
全5局の対局で、2局を残してGoogleの「AlphaGo」が3勝。 - 「AlphaGoは李世ドルに勝っても、僕には勝てない」 世界最強の囲碁棋士(18歳)がコメント
微博でコメント。 - Googleの囲碁ソフトが世界トップ棋士に勝利 歴史的瞬間を10万人が目撃
初戦はGoogle「AlphaGo」の勝利。残り4戦。 - Googleの最強囲碁ソフト「AlphaGo」と世界トップ棋士・李世ドル九段の対局、「囲碁プレミアム」で完全無料ネット生中継決定
歴史的一戦を日本語解説付きで生中継。 - ドワンゴが世界最強の囲碁ソフトを開発するDeepZenGoプロジェクト始動 Google「AlphaGo」の打倒を目指す
世界に対抗できる日本発の囲碁AI開発を目指します。 - Googleの囲碁ソフトがプロ棋士に初勝利 アマチュアレベルからの飛躍的な進歩に驚きの声
囲碁ソフトがプロに勝つのはまだまだ先になると言われていました。