advertisement
日本テレビ放送網は4月21日、同社ホームページに不正アクセスがあり、個人情報約43万件が流出した恐れがあると発表しました。サイト上でも「大変なご迷惑とご心配をおかけしますことを、まずは深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
不正アクセスがあったのは4月20日13時ごろ。ログを解析した結果、攻撃方法はOSに対する命令文を紛れ込ませて不正操作する「OSコマンドインジェクション」と判明。これにより氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを含む個人情報が抜き取られた可能性があるとのことです。
同社は21日未明までに当該ソフトウェアを削除し、データを別の安全な保存場所に隔離。今後は専門の調査委員会を設置し、より詳細な調査を行うとともに、セキュリティ対策をさらに強化していくとしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「セキュリティエンジニアになりたいのですが」―― 現役高校生のYahoo!知恵袋にセキュリティ界のアベンジャーズが次々集結する胸熱展開に
「セキュリティ三銃士を連れてきたよ」「セキュリティ三銃士!?」 - 勤務時間中にXVIDEOS閲覧 秋田大副理事に訓告処分 学生のツイートきっかけで発覚
今月1日付で更迭となったそう。 - 「Mobage」で最大10万件超の不正ログイン 対象ユーザーはパスワード変更を
他社のサービスから流出したID・パスワードが使われた、いわゆるリスト型アカウントハックとみられています。 - ネットリテラシー啓発のため京都府警がかわいらしくも生々しい漫画を頒布
誰にでも起こりうる、リアルな事案を描く。 - 江崎グリコ、不正アクセスで個人情報流出 最大8万3000件
うちクレジットカード情報を含む個人情報は4万3744件にのぼると見られています。 - 日本ユニセフ協会、ベッキーさんの寄付報道について「寄付履歴を開示した事実はない」
多額の寄付によりアフリカに校舎が建ったと関係者が証言したとする記事に対して反論。 - りそな銀行をかたったフィッシングメール出回る 個人情報流出に注意が必要
偽のURLに個人情報を入力させようとするメールが不特定多数に配信。 - スパム判定されず「重要」タグ付き マイナンバー申請に伴う詐欺メールが横行
少しでも不安を感じたらまずは「マイナンバー総合フリーダイヤル」へお電話を。