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スズキは5月18日、四輪車の燃費性能の試験について、国土交通省の規定と異なる測定方法をしていたことを明らかにしました。燃費性能を偽る不正行為はなかったとしています。
現在販売している16車種の走行抵抗の測定について、国交省で定められた惰行法で実測したデータではなく、タイヤ、ブレーキ、トランスミッションなどの装置ごとの転がり抵抗の実測値や風洞試験装置での空気抵抗の実測値を申請時に使用していました。国交省から排出ガス・燃費試験の実態調査を指示されて判明したとしています。
理由について、テストコースが海に近く丘の上にあり、天候に左右されるため試験が困難だったと同社は説明。全ての申請値と惰行法実測値の関係をあらためて検証したところ、申請値が実測値の測定誤差の範囲内であると確認されたため、申請した値に修正の必要はないとの見解を示しています。
同社はこの日記者会見を行い、「結果として定められた通りの測定方法を用いていなかったことについて深くおわび申し上げたい」と謝罪しました。
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