5月18日、誤発注祭りの歴史に、また新たな1ページが刻まれました。近畿大学の生協Plum(プラム)がリプトンのミルクティーを本来の60個から10倍の600個誤発注してしまったところ、学生の呼びかけで無事完売し話題になっています。
事の始まりは、5月17日11時42分。Twitterユーザーの@saki_ks_さんが、ミルクティーに埋め尽くされた「Plum」の飲料コーナーの一角を撮影して投稿したところから始まりました。
POPには「盛大にやらかしました」「ミルクティー買ってもらえませんか? ガチで焦ってるんです」「ミルクティーパーティーしましょう」といった文字が書かれており、誤発注によるものであることがうかがえます。このツイートは1日で1万リツイート以上され、なんと2日で完売に至りました。
今回、なぜ誤発注が発生してしまったのか。また、600個のミルクティーが届いたときの店員や学生の反応はどうだったのか。「Plum」に伺ってみました。
まず、誤発注が発生してしまった原因についてですが、商品のロット確認にミスがあったそうです。商品によっては「1」と入力すると10個届くようになっていたりするものがあり、今回その確認に手違いがあったとのこと。60個注文しようと思い「60」と入力したところ、600個届いてしまったというわけです。
600個発注してしまったことについては、実際に商品が届くまで誰も気がついていなかったそうです。当日は5人ほどスタッフが店内にいたそうですが、600個のミルクティーを前に全員であぜんとしていたとのこと。
わずか2日で全て売り切れたことについては、学生など購入してくれた人たちに感謝しているとともに、今後こういったミスがないように気をつけるとのことでした。
ちなみに、今までにも北九州市立大学の生協協同組合がポッキーを10倍の3200箱誤発注したり(関連記事)、京都教育大学の購買部が焼きプリンを大量に誤発注したり(関連記事)といったことがありましたが、いずれも学生の呼びかけや協力により完売しています。香川県のコンビニでは、リプトンのミルクティーを10倍発注するという今回とほぼ同じ誤発注がありました(関連記事)。
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仕方ないなぁ、もらってやるよ。