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NHK「オトナの一休さん」が見事なまでの型破りジジイ! 史実の通り破戒の限りを尽くす

イメージの崩壊。

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 かわいらしい丸ボウズ姿と見事な“とんち”でおなじみの一休さん。そんなイメージとはかけ離れたリアル一休さんを描く5分間のアニメ「オトナの一休さん」が、6月6日よりNHK Eテレでスタートしました。

オトナの一休さん
ジジイだ……(NHK公式サイトより)

 史実に記されている一休宗純の人柄を一言でいえば「型破り」。僧侶の身でありながら大の酒好き、女好きの人物として知られています。今回のアニメは、そんな一休さんを史実に沿ってリアルに描いた作品。

 一休さんの声優を務めるのはシュールな世界観を持つ芸人・板尾創路さん。その不思議な空気をそのままに、6日に放送された第1話「クソとお経」では、弟子たちが読経をしているところに、お経を書いた紙の上に自分のクソを乗せて現れ、お経にとらわれてはいけないと「無縄自縛」を説く、一休さんのハチャメチャっぷりを見事に演じ切りました。モザイクかかってましたけど、結構ギリギリです。

 気になる第2話は6月8日22時45分から。「すずめの葬式」というタイトルで、現存する書にまつわる一休さんの奇行が描かれます。第3話は「思春期の一休さん」とこちらも気になるタイトルですが、なぜか一休さんのダンスシーンがあるとのこと。自由だ。16日からは再放送も始まるので、見逃してしまった人はこちらで視聴を。

オトナの一休さん
再放送も決定(NHK公式サイトより)

 全話を通して脚本を担当するのは、不条理コントを多く手掛ける、ふじきみつ彦さん。音楽は連続テレビ小説「あまちゃん」の劇中曲を担当した大友良英さんプロデュースで、アイヌの伝統歌を伝える女性ボーカルグループのマレウレウが歌声で作品に華を添えます。うっかり、アニメ「一休さん」の知識で見てしまうと、真正面からのカウンターパンチをくらってしまいそうな同作に注目が集まっています。


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