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授業科目に「マイクラ」が加わる日も近い? Minecraft教育版アーリーアクセスが提供開始

最大30人での協同学習が可能です。

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 マイクロソフトは、サンドボックスゲームMinecraftの教育版「Minecraft: Education Edition」のアーリーアクセス(早期導入版)を提供開始しました。教育者に向けて提供され、無償で利用可能となっています。



 マイクラ教育版は教育者からのフィードバックをもとに開発しており、最大で30人の生徒が1つのワールドに参加することが可能な「協同学習機能」や、学習活動の記録ができる「カメラ&ポートフォリオ機能」を実装。クラス内のグループで活動し、その内容を発表するなどの授業がスムーズに行えるようになっています。



 教師は、生徒に課題達成のためのヒントや手順、Webページの参照などを、生徒の案内係となるNPCを設定して提示できるようになっています。他にも、地面に置いたり壁に貼り付けたりできる立て札型の「黒板」で、案内・ヒントを出すことができるようです。また、初心者のために操作を学べる「チュートリアルワールド」も用意されています。

 利用時の個人データは、個別の認証情報を入力してサインインすることで保護。シングルサインオン(SSO)もサポートしています。



 「Minecraft: Education Edition」の製品版は、全世界で9月に発売予定。料金は1ユーザー・1年あたりの利用で、ボリュームライセンスで1〜5ドルを検討しているとのこと。日本での価格は今後発表されます。

(C) 2016 Microsoft

(宮原れい)

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