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「板タブを煮込んで“タブ汁”を取ります」 夢で見た「液晶タブレットの自作方法」がぶっ飛び過ぎててタブ汁大喜利が繰り広げられる

途中まで本当に自作できるのかと思って読んでしまった……。

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 Twitterユーザーのかつお節さん(@poppopcorncorn)が投稿した、「板タブレットから液晶タブレットを自作する方法」が話題です。液晶タブレット(以下、「液タブ」)って自作できるの!? と思って見てみたら、そこにはファンタジー&ドリーミング過ぎる世界が広がっていました。




型取りタブ汁 “タブ汁”とは一体……

 ちなみに、液タブとはCGを描くときなどに使われるPCの周辺機器で、液晶画面に専用のペンでタッチして描けるというもの。板タブは液晶画面がついておらず、タブレットにペンでタッチしながらPCの画面を見て描くもので、ほとんどの場合板タブよりも液タブの方が高価です。

 では、かつお節さんによる液タブの自作方法を見ていきましょう。用意するものは、以下の5つだけ。

  • 板タブレット
  • 透明アクリル板
  • 大きめのベニヤ
  • 瞬間接着剤
  • アルミホイル

 まずは透明アクリル板とベニヤ板を、使いたい大きさの液晶タブレットのサイズに切り落とします。ベニヤ板は深さ5センチほどの箱状にしてアルミホイルを張り、アクリル板で蓋をできるようにしておくとのこと。ふむふむ、しかし本当にこんなものが液晶タブレットになるのでしょうか。

 そして重要なのはここから。液タブに欠かせない、“タブ汁”の作成にとりかかります。「“タブ汁”ってなんだ……?」 と思いますが、板チョコを溶かせば“チョコ汁”になるように、板タブを溶かすことで“タブ汁”になるということです。あ、これ、説明聞いても、「なんだ……?」状態のままだ。

 “タブ汁”を取るには、板タブを熱湯に入れて溶かせばいいそうです。高品質な“タブ汁”を取ることで完成品の描き心地が大きく変わってくるとのことで、ゆっくり時間をかけて溶かすことがポイントなんだとか。筆者はこの辺で、「なんだ……? この『作成手順』は一体何を言っているんだ……?」と荒木飛呂彦調の表情になりました。

 仕上げに、先ほどのベニヤ板の箱に“タブ汁”を流し込み、アクリル板で蓋をすれば完成! 適当にUSBを生やし、“タブ汁”が冷えて固まれば、液晶タブレットになりました! ってんなわけあるかぁぁーっ!!

 もう皆さんお分かりだと思いますが、この作成方法はフェイク。夢で見た内容をそのまま絵にまとめたとのことです。どれだけ日頃から液タブのことを考え続けていたんだ。個人的に、手順ラストの「適当にUSBを生やし」の部分がアバウトすぎてツボに入りました。



 しかし、この発想、特に“タブ汁”のくだりがあまりにも衝撃的だったせいか、多くの板タブユーザーから大ウケ。「板タブが溶けないのですがコツはありますか?」「うまく作れません><」「やってみましたがタブ汁がだまになってしまいます。滑らかに溶かすコツとかあるんでしょうか? 」といった「マジでやってみた感」あふれる質問が飛び交う“タブ汁大喜利”が始まってしまいました。この数々のボケに対し、投稿者のかつお節さんも「板タブは溶けません」「それよりも世界にはもっと素晴らしい出来事がたくさんあるので液タブのことは諦めてください」と1件1件キレッキレなツッコミで返答する熱い“タブ汁”空間が完成。人と人の輪が“タブ汁”でつながっていくのを感じます。













































 中には、「ゆっくり煮込んだらきれいなタブ汁になってうまくできました!」という汁の錬金術士も登場。本当ならノーベル賞獲得は間違いないので、今すぐ制作過程をレポートにまとめて学会で発表していただきたいところです。





 さまざまな常識や概念をインパクトと語感だけでねじ伏せた感のある、“タブ汁”。念のためもう1度言いますがフェイクですので、「いやしかし、試してみたらあるいは……?」とか変な気を起こさないよう本当によろしくお願い致します。タブレットは! 煮ても溶けません!!

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