advertisement
GMOメイクショップが提供するネットショップ構築サービス「MakeShop」が、2014年9月に発生した不正アクセスについての再調査と漏えい件数の変更についての報告を発表しました。この報告によると、当時漏えい件数を10万件と発表していましたが、実際はその6倍の62万件が漏えいしていたことが判明したそうです。
同報告によると、GMOメイクショップは2014年9月24日に「MakeShop」で不正アクセスが発生し、調査の結果最大320店舗の管理者用ログインID・パスワード、うち39店舗の最大10万1624件の会員情報が漏えいした可能性があると2014年9月25日に同社Webサイトで公表しました。しかし、2016年5月、警察から「MakeShop」を利用している店舗および店舗の会員情報と思われるデータの提供を受け再調査した結果、2014年9月時の不正アクセスにおいて同社で把握し報告していたより多い62万5578件が外部に漏えいしていたことが判明したとのこと。
同社では「この事態を厳粛に受け止め、より一層の情報管理体制の強化、システム運用体制の強化など、さらなるシステムリスク管理体制の強化を図り、信頼の回復に努めてまいります」としています。また、2014年9月25日以降に「MakeShop」を利用した店舗および店舗の会員情報の漏えいはないとのこと。また、2014年9月24日から2016年6月21日現在まで、なりすましによる不正購入などの被害の報告もないとしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 世界中の監視カメラの映像をネット配信しているサイトが人気 無防備なカメラ設定に要注意
2014年にも話題になりましたが……。 - 「じぶん銀行」かたる偽メールに注意 フィッシングサイトに誘導する内容
アカウント情報 (番号、パスワード) の入力は絶対に行わないように。 - セキュリティ会社社員がTwitterで「個人情報ばら撒き」? エフセキュアは一切の関与を否定
当該の人物が在籍していたことは認めましたが……。 - りそな銀行、利用客の来店情報漏えいで謝罪
今後については厳正に対処するとのこと。 - サンリオに続きアルデプロ、トランスコスモス、ゴルフダイジェスト・オンラインでも個人情報漏えいの可能性 最大のべ1万4000人に影響か
原因については現在も調査中で、情報漏えいの可能性もあるものの断定には至っていないそうです。 - サンリオ、株主向けサービスから個人情報漏えいの可能性
株主向けサービス「サンリオ株主ポイント倶楽部」に登録した氏名や住所などが流出した可能性がある。