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竹原慎二「誰かの役に立つなら」 治療終了から2年、膀胱がんの闘病ブログをスタート 

第1回は「自己免疫力」について。

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 元プロボクサーでタレントの竹原慎二さんが6月27日、自身のブログで闘病日記の連載をスタートさせました。

竹原慎二さんのブログ
闘病ブログをスタート(竹原慎二さんのブログより)

 竹原さんは、2014年2月に膀胱がんと診断され、同年11月に治療を終えたことを報告。闘病中は抗がん剤治療などにより、一時は体重が激減することもありましたが、現在は順調に回復。経過観察中ではあるものの、当時を振り返る余裕もできたといいます。

竹原慎二さんのブログ
2014年11月、治療を終えたことをブログで報告(竹原慎二さんのブログより)

 闘病中には、さまざまな闘病ブログを読み、それが自らの治療方法の選択に大いに役立ったという竹原さん。そこで誰かの役に立つならと、闘病ブログを始めることを決意。

 第1回は「自己免疫力」について。竹原さんのがんは、気づいた時にはかなり進行しており、手術や抗がん剤治療を行う必要がありました。そこで竹原さんは、手術後に免疫力を高めるため、手術前に「自己リンパ球」を摂取し、培養した後に自分の体に戻す「免疫療法」を実施します。中にはそういった治療法に否定的な医者もいるそうですが、竹原さんの主治医は協力的だったとのこと。いつもの竹原節で次のようにつづっています。

医者の中には「そんなもの効果があるというエビデンスがない」といって鼻で笑う者もいた
幸い現在の主治医は協力的であった
当時の僕は何かといやぁ「エビデンス エビデンス」ってうるさいんじゃ なんじゃその「エビデンス」ってやつは
それがなんだっていうんじゃ ないなら自分がそのエビデンスとやらを作ってやるわいくらいに思っていた

 最後に竹原さんは、「免疫療法にしたって手術や抗がん剤にしたってそれに頼りきってしまってはダメなのだ」と持論を展開。「あくまで医者や治療方法を利用して最後は自己治癒力で治していく ボクシングだってセコンドは最強の協力者ではあるがリングに上がってしまえば頼れるものは自分の力だけ それと同じ じゃあの。」と自らの闘病生活をボクシングに例えて語りました。

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