アニメ「おそ松さん」のオープニング曲・「はなまるぴっぴはよいこだけ」の作曲・編曲で知られるギタリスト・黒沢ダイスケさんが、音楽家ならではのシリアスな会話を公開して話題となっています。
Twitterに投稿されたのは、作曲に関して打ち合わせする黒沢さんたちのLINE。しかし会話に登場するのは「すけべ丼、ジャーン!!!」など“専門的すぎる”用語ばかりです。
LINEの会話書き起こし
ゆーじさん:でーっででで。すけべ丼、ジャーン!!!!でもよいのかと。
ヒロシさん:最後のジャーンでかき回すってことですか?
ヒロシさん:かき回しなしってことか。
てつさん:いや、ジャーンでかき揚げするってことじゃないですかね??
ゆーじさん:そうですそうです!でーっででで。すけべ丼、じゃーん どぅるるるるるるふーーーわどことまごここやほゆぬてりむへ ほーーーーーわわでけだん。じゃーん!
投稿者の黒沢さんにお話を伺ったところ「すけべ丼」はドラムセットの音とのこと。これはいわゆる「ボンゾフレーズ」の一種で、スネアドラム→タム→フロアタム→バスドラムの順に叩くと「すけべどん」という音に聞こえることにちなんだものだと思われます。
また「かき回し」については「曲の終わりでドラムがフィルで埋めること」だそうで、分かりやすく表現すると「曲終盤の盛り上がり時(ドラムが一定のパターン奏法を繰り返しているとき)に1~2小節だけ即興のソロ演奏をプラスするという意味」です。そうすることにより、音楽に変化がつくことから「スパイス」や日本では「オカズ」ともいいます。
ちなみに「かき揚げ」については、「その場のノリか誤変換では」とのことなので深い意味はなかったようです。
音楽家の専門用語を一部口語訳
ゆーじさん:でーっででで。“スネアドラム→タム→フロアタム→バスドラムの順に叩く”、ジャーン!!!!でもよいのかと。
ヒロシさん:最後のジャーンでってことですか?
ヒロシさん:“ドラムのパターン演奏時に即興のソロ演奏をプラス”しないってことか。
てつさん:いや、ジャーンでかき揚げするってことじゃないですかね??
ゆーじさん:そうですそうです!でーっででで。“スネアドラム→タム→フロアタム→バスドラムの順に叩く”、じゃーん どぅるるるるるるふーーーわどことまごここやほゆぬてりむへ ほーーーーーわわでけだん。じゃーん!
音楽家の独創的な世界が分かるような、分からないような気分ですが、今度から「この曲、すけべ丼でしめてるんだ」なんて専門家っぽいことを言ってしまいそうです。
(画像提供:黒沢ダイスケさん)
(Kikka)
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