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「ネットに使う時間が睡眠時間より長くなっている」イギリスで調査結果発表 34%が「ネットからの離脱が困難」

一方で「デジタルデトックス」をする人も。

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 英国情報通信庁(Ofcom)が行った調査で、イギリスの成人が毎日平均で8時間45分、インターネットに費やしていることが分かりました。Ofcomは成人2025人、十代500人に実施した調査レポートを8月4日に公開。インターネット依存やその影響について結果をまとめています。


Ofcom ネット 睡眠時間 上回る 調査 イギリス
睡眠時間<ネット使用

 調査によると、イギリスの成人は平均で1週間のうち25時間をインターネットで過ごしている計算になり、42%は1日に10回以上、ネットまたはアプリのチェックをしています。さらに11%は1日に50回以上アクセスするという結果も。

 また、59%の人がスマホなどでのネットにハマっていると答え、34%がそのネットからの離脱が困難だと答えています。


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ネット・スマホから離れられない

 実際の生活への影響としては、48%は家事がおろそかになると答え、47%は睡眠時間を削る、または翌日疲れていたと答えています。長時間のネット利用の結果として、22%が友人との予定に、13%が仕事の予定に遅刻する結果も。ちなみに十代の場合は26%が遅刻、60%が宿題を無視する場合があると答えています。他にも友人や家族と過ごす時間が取れないと答える人が31%いました。

 ネットマナーに関しては、成人の25%が、スマホを見て前を見ない人と週に1度はぶつかると訴えています。また40%の人が、スマホなどに夢中になっている友人から軽くあしらわれたことが週に1度以上あると答え、17%はそれが日常茶飯事だと述べています。


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前を見ない人との接触

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成人26%が、同じ部屋にいる人とは話さずに他の友人たちとネットでメール等をする

 こうした中、インターネットから離れようと「デジタルデトックス」を試みた人も34%と多く、このうち25%がまる1日ネットなしで過ごし、20%が1週間、5%が1カ月間も離れることに成功しています。多くはその期間を楽しんでいたそうですが、一部では、取り残される不安を味わったという声もあったと伝えています。



(宮原れい)

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