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奇怪な首長フォルムが話題のポケモン“アローラナッシー” ついに羊毛フェルトで立体化する猛者があらわる

ナッシーの異様さがよくわかるクオリティー。

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 ポケモン最新作「サン・ムーン」に登場するポケモン「ナッシー(アローラのすがた)」(以下、便宜上「アローラナッシー」)。ネットで話題を呼んだ奇怪な首長フォルムに魅せられて、羊毛フェルトでフィギュアを製作してしまう猛者が現れました。こうして立体化された姿を見ると、あらためて造形の異常さに感心させられます(ほめ言葉)。


アローラナッシー あまりのクオリティーの高さに、アローラナッシーの異様さを再認識させられる

公式ナッシー 公式サイトで発表されたデザイン。比べてみるとフィギュアの再現性が分かる

 製作したのはTwitterユーザーのサイクロさん(@cycloid_curve)。羊毛フェルト工作歴5年余のベテランです。特徴の長〜い首や、奇妙な顔のついた尻尾を忠実に再現。これらには針金が仕込んであり、ぐにゃぐにゃ曲げて遊べます。また、ギリギリながら、支えなしできちんと立たせられるとのこと。あの不安定そうなフォルムで、高さが約35センチもあるのに……。


ぐにゃり ゲーム本編でも、このくらいアグレッシブに動いてほしい

 編集部は作者に取材し、製作にまつわる話をうかがいました。サイクロさんは以前から、ほかの人が立体化した新ポケモンを見て、自分も気に入るポケモンが発表されたら、いち早く作ろうと考えていました。そんな折にアローラナッシーが発表され、一目で魅せられたとのこと。針金を使った手法が得意なこともあり、首に太い針金を入れて遊べたら面白そうだと、製作を決めたそうです。


あらぶり ナッシーさん(あらぶるすがた)

 製作中は上のほうにある顔の部分が、位置的に作業しにくくて苦労したそうです。幹のような部分と細い針金でつないでいたところ、終盤になって1つ切れてしまうアクシデントも。そして6日間、延べ約25時間の苦心の末、1500円程度の製作費で完成させたとのこと。お疲れさまです!


背面 尻尾にくっついた、もう1つの顔まで作り込まれている

 作品にはリツイートが4000を超すほどの反響が集まり、「正直びっくりしている」とはサイクロさんの弁。「アローラナッシーが人気なのは知っていましたが、ここまでとは思いませんでした」と、自身の作品への注目に戸惑っていました。いや、そりゃあみんな見ますよこんな奇妙な物体!(ほめ言葉)

画像提供:@cycloid_curveさん

(沓澤真二)


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