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タヌキの家康にカッパなザビエル 日本の歴史で遊んで学ぶ「戦国鳥獣戯画」が10月放送開始

鳥獣戯画ネタもここまできた。

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 戦国時代の歴史を「鳥獣戯画」の画風で学ぶアニメ「戦国鳥獣戯画」が、10月の放送開始を前に話題に。公式サイトのトップページには、独特のタッチとおふざけ度120%で描かれた戦国大名たちが登場しています。


 KBCテレビ、tvkほかで放送される同番組は、過去にもさまざまなネタの題材となってきた「鳥獣戯画」(関連記事)の画風を用いて、戦国時代の歴史的な局面や、戦国大名の日常などを描く、一見教養が深まりそうな内容。しかし公式サイトには「日本の歴史で遊んじゃうアニメーション番組」と、戯れる気しか感じられない説明文が掲載されており、別の意味で期待が高まります。

 サイトトップには、タヌキ姿の徳川家康や、カッパとして描かれたフランシスコ・ザビエル、幼名の犬千代からとったのか、犬の姿になった前田利家などがコミカルなタッチで描かれており、遊び心全開。

戦国鳥獣戯画 ザビエル
確かにザビエルはカッパか……(画像は「戦国鳥獣戯画」公式サイトより)

戦国鳥獣戯画 徳川家康
家康はやっぱりタヌキ(画像は「戦国鳥獣戯画」公式サイトより)

 同作の監督は「戦国鍋TV」「バカリズム THE MOVIE」で知られる住田祟さん、キャラクターデザインは、お笑いコンビのラーメンズやバナナマンなどの単独ライブに美術スタッフとして携わっているニイルセンさんが担当。声優は「仮面ライダーディケイド」や舞台「弱虫ペダル」に出演していた村井良大さん、4代目中村橋之助を襲名予定の歌舞伎役者・村国生さんに加え、鳥越裕貴さん、長濱慎さん、三上真史さん、石井智也さんなど、俳優・役者さんを中心としたキャスティングとなっています。

 スタッフ陣を見ると、前身番組とまで言えるかは微妙ですが「戦国鍋TV」の系譜を予感させるだけに、今回のアニメ化に衝撃を受けた人も多かったようです。


(C)「戦国鳥獣戯画」製作委員会
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