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コンサート来場者、後日“はしか”と発覚 国際感染症センターが注意呼びかけ

潜伏期間を考慮すると、感染者は8月24日から数日内に発症の恐れが。

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 国立国際医療研究センター病院の国際感染症センター(DCC)が、Facebookで麻疹(はしか)に関する注意喚起をしています。8月14日に幕張メッセ(千葉県)で催されたコンサートに来場した男性が、兵庫県西宮市にて、19日にはしかと診断されたとのこと。他のコンサート参加者に感染した可能性が示唆されています。


DCC DCC公式サイト

 14日の幕張メッセでは、ジャスティン・ビーバーのコンサートが催されていました。当該の男性は9日に39.1度の発熱、13日には全身への発疹といった症状が出ているなか、コンサートへ来場。13〜15日の間に、東京と神奈川へも訪れていたそうです。

 はしかは感染後に10〜12日の潜伏期間を経て発症。感染していた場合、24日から数日間は発症の恐れがあるということです。DCCは医療機関に対し、同時期に東京・千葉・神奈川へ出かけたワクチン未接種・未罹患者の受診に関し、2次感染予防を含めた対応をうながしています。


NIID 国立感染症研究所によるはしかの解説


(沓澤真二)


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