歩けない人と健常者でタッグを組む「ポケモンGO」イベント開催 チームでポケモンの捕獲数を競う
歩行が困難な人も健常者もみんなパーソナルモビリティ「WHILL」に乗って移動。ポケモンGOの新たな活用例?
歩行が困難な人と健常者がタッグを組んで、スマホゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」における捕獲数を競うイベント「WHILL DE GET」が、8月27・28日に東京都千代田区で開催されます。
ポケモンGOを運営するナイアンティック社の許可と、パーソナルモビリティ「WHILL」を販売するWHILLの協力のもと、NPO法人デジタルウェルネスが企画。イベントでは障害者と健常者1人ずつのチームを作り、2チームで対戦します。4人全員でWHILLに乗りながら周辺を散策し、時間内にポケモンGOで相手より1匹でも多くのポケモンを捕まえたチームが勝利。事故防止のためチームごとにボランティアも1人つきます。
「障がい者と健常者が同じモビリティに乗って、『ポケモンGO』のプレイという同じ行動を同じ視点・速度で楽しむことで、仲間意識が育まれるのでは」とデジタルウェルネスの小峯啓友さん。
もともとTwitterで筋繊維痛症を抱える車椅子ユーザー・@haruumare345さんが、「歩ける人もそうじゃない人も、みんなWHILLに乗ってポケモンGOでわいわい楽しもうよ」と発案しているのを見つけて企画がスタート。WHILLのある担当者も、モビリティに乗ることで健常者もゲームが快適に楽しめるとツイートしていたことから、小峯さんが両者にコンタクトを取り、@haruumare345さんのアドバイスのもと開催に至ったそうです。
27日と28日それぞれ10時〜、13時〜、16時〜の計6回開催、各回定員は4人まで(歩行困難者2人と健常者2人)。応募や詳細はデジタルウェルネス公式サイトから。ポケモンGOのユニークな活用例として注目したいところです。
(黒木貴啓)
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