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「シダックス」4月から8月31日までで52店舗を閉店 本社機能がある「渋谷シダックスビレッジクラブ」も閉店

一部報道については反論しています。

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 レストランカラオケ「シダックス」が2016年4月から8月31日までに52店舗を閉店、もしくは閉店する方針であることが分かりました。


シダックス 店舗を大量閉店することが分かったシダックス(シダックス公式サイトより)

 編集部の取材に対してシダックスは、今回の閉店は前期からグループを挙げての課題としていた不採算店舗への対応で、不採算店を譲渡・転貸することによりカラオケ事業の収益改善を目指すと回答。具体的には残った店舗に10億円の投資を行い事業強化をはかるとのことです。

 閉店する店舗の中にはシダックス・コミュニティーが本社機能を置く「渋谷シダックスビレッジクラブ」も含まれていますが、本社機能は残して空きフロアの賃貸などを検討しています。


シダックス 閉店が発表された「渋谷シダックスビレッジクラブ」(シダックス公式サイトより)

 なお閉店が発表された店舗で雇用されていたスタッフについてはグループ企業への移籍を進めるとしており、レイオフ(業績悪化に伴う一時的な解雇)などは一切行わない方針です。


シダックス 8月31日付のリリース「昨日の一部報道に関する件」(シダックスによる発表

 本件については東洋経済オンラインなど東洋経済新報社が8月30日付で「渋谷本店についてOB社員は『年々客足が落ちている。社員の利用が多く、収益管理がどんぶり勘定になっていた』『突然の退店に加え、セールも行っており、大混乱に陥っている』」などと関係者の話を交えて報じていました。

 しかしシダックスは「昨日の一部報道に関する件」というリリースを8月31日付で発表。「9月末までに最大80店舗の不採算店舗の閉店」に目途をつけるとする一方で「報道における『あるOB社員』及び『関係者』が語った内容は事実ではありません」と反論しています。

(Kikka)

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