2005年に放送されたテレビアニメ「BLOOD+」の続編となる小説「BLOOD#(仮)」と、朗読劇「BLOOD+ 1945(仮)」の両企画が進行中であることが分かりました。9月10日に開催された放送終了10周年記念ファンミーティングの中で、監督・シリーズ構成を務めたProduction I.Gの藤咲淳一さんが発表しました。
2005年10月8日から2006年9月23日まで土曜6時枠(通称:土6枠)で放送された「BLOOD+」は、過酷な運命を背負った主人公・音無小夜(おとなしさや)が歴史の闇に潜む異形の生物「翼手(よくしゅ)」を追って沖縄、ベトナム、ロシア、フランス、イギリス、アメリカと世界各地を巡るストーリー。“戦争”をストーリーの主軸にしていることや、作中にちりばめられた謎、キャラクターたちの心理描写などが話題を呼び、今なお根強い人気を誇っています。
「BLOOD+ 10周年ファンミーティング」で告知となった続編小説「BLOOD#(仮)」は、2017年2月ごろ発表予定。2016年1月1日には藤咲監督が自身のTwitterで「なんとかなんらかの形にしたいと思ってます」と刀を持った二人の少女が手をつなぐイラストを投稿しており、「奏と響(ディーヴァの双子の娘)?」「+と+を重ね合わせて#か」などさまざまな考察がされていました。
ストーリーの舞台は本編終了後の未来。ディーヴァが遺した“新世代の女王たち”が本編に登場するキャラクターに関連する新キャラクターらと新たな物語を紡ぎます。
また朗読劇「BLOOD+ 1945(仮)」は2017年2月、天王州 銀河劇場で上演予定。脚本には藤咲監督が参加予定で、「1945」というタイトルが付けられていることから多くのファンが熱望していた「ドイツ篇」に関連する話が展開するとみられます。
なお、「BLOOD+ 10周年ファンミーティング」の詳細については別途お伝えいたします。
(Kikka)
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