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9月10日に発生した台風14号。この先も発達を続け、14日には930ヘクトパスカルまで下がり、最大瞬間風速は65メートル(130ノット)の予想。予想通りなら、今年最強。今後の動きに警戒。
台風14号 急速に発達
9月10日(土)午後3時、フィリピンの東の海上で発生した台風14号。この先も海水温の高い海域を西へ進み、急速に発達する見込みです。12日(月)0時には「強い台風」、13日(火)午前9時には「非常に強い台風」となり、14日(水)午前9時には中心気圧は930ヘクトパスカル。最大瞬間風速は65メートル(130ノット)の予想です。
今年は台風1号がこれまでで最強!
今年は台風1号の発生が7月3日と統計開始以来2番目に遅い発生となりましたが、台風1号の最大瞬間風速は55メートル(110ノット)を記録し、今年発生した中では1番強くなっています。もし、この台風14号が予想通りの最大瞬間風速が65メートル(130ノット)なら今年最強という事になります。
風速55メートル(110ノット)は年に2〜3個
風速55メートル(110ノット)は、年に2〜3個の台風で記録しています。前回、中心付近の最大風速が57.5メートル(115ノット)を観測したのは2015年の台風13号、2014年の台風22号、2014年の台風19号。2013年の台風30号は62.5メートル(125ノット)を記録しています。
日本への影響は?
台風14号は今後も発達しながら西よりに進み、今後は大陸方面に進む見込みです。ただ、本州付近には秋雨前線が停滞。台風周辺からの湿った空気が秋雨前線に向かって流れ込み、雨量が多くなる恐れがあります。また、大陸に進んだあとの台風14号の動きもまだ不確定なため、今後も台風情報をこまめにチェックするようお願いします。
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