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台風16号、非常に強い勢力に
台風16号は「強い」勢力で、フィリピンの東の海上を西北西へ進んでいます。15日は「非常に強い」勢力に発達する予想です。強さは最大風速を基準としており、「非常に強い」は2番目に強いランクです。
16日から17日は「非常に強い」勢力を保ったまま、石垣島など先島諸島に接近する恐れがあります。その後、次第に進路を東よりに変えて、予報円の中心を進めば19日の敬老の日には西日本に接近、上陸の恐れがあります。18日以降の予報円はまだ大きく、進路の予想に幅がありますが、本州付近には秋雨前線が延びており、台風から離れた地域でも雨が強まる恐れがあり、注意が必要です。
台風16号、各地への影響は?
沖縄
台風16号は16日には暴風域を伴って、石垣島など先島諸島に接近の恐れがあります。先島諸島は大雨や暴風が吹き荒れ、大荒れの天気となる恐れがあります。空の便などに影響がでる可能性があります。本島地方も16日からは荒れた天気となるでしょう。
西日本(九州〜近畿)
台風16号は19日の敬老の日に九州など西日本に接近、上陸の恐れがあります。西日本では雨や風が強まり荒れた天気になる可能性があります。3連休最終日で移動の多い時期ですが、交通機関に影響のでる恐れがありますので、注意が必要です。
東日本(東海、北陸、関東)
この先も、本州付近には秋雨前線が停滞するでしょう。台風周辺の湿った空気が入り、19日の敬老の日ごろは前線が活発化する可能性があります。台風の接近前から雨量が多くなる恐れがあり、注意が必要です。20日以降の台風の進路はまだはっきりしませんが、東日本でも影響を受ける恐れがあり、台風の動向に注意が必要です。
※なお、この予想は14日の資料をもとに作成しています。影響のでる地域や期間は変わる可能性がありますので、今後も最新の台風情報にご注意ください。
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