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欧州宇宙機関(ESA)の無人探査機「ロゼッタ」が9月30日(現地時間)に、すい星に衝突して任務を終了しました。
ロゼッタは2004年に打ち上げられ、2014年にチュリュモフ・ゲラシメンコすい星に到着し、着陸機「フィラエ」を投下しました。ロゼッタは同すい星の調査を続けてきましたが、太陽から遠ざかって太陽エネルギーの供給が難しくなるため任務終了が決定。ESAの操作のもと同すい星に落下して表面近くのガスやちりなどのデータを取得し、高解像度の画像を撮影しました。
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