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「スプーンとフォークでくるくる?」「乾燥麺のほうが太りにくい?」 日本パスタ協会、日本人にありがちな誤解を発表

生麺、乾燥麺って原料から違うんですね。

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 日本パスタ協会が、20〜50代の男女約2800人を対象に、日本人が抱いているパスタへの誤解について調査したことを発表しました。生麺より乾燥麺のほうが太りにくいなんて話あったんだ!

知らんかった……

 全体の約36%が間違えていたのは「乾燥パスタは製造直後の新しい方がおいしい」という項目。実際には時間経過とともに熟成するため、むしろ食感が良くなります。さらに、40%以上が「乾燥パスタよりも、手打ちや生パスタのほうが健康増進に有効」という認識を持っていましたが、これも誤りだそう。

 そもそも乾燥麺と生麺は原料が異なり、乾燥麺には糖質のほか、タンパク質やビタミンB群、鉄分などエネルギー代謝に必要な栄養素を含むデュラムセモリナという小麦粉が使用されています。また、消化吸収がゆっくりと進み、インスリンの分泌を抑えられるため、肥満防止効果があります。


画像 パスタが持つ健康への効果は、女性の方が誤解が多いという結果に


画像 特に3年以内にダイエットした人は不正解率が高いもよう

 食べ方に関して誤解が多かったのは「口に入りきらないスパゲッティーはかみ切って食べるのが正しい」という項目。パスタの本場イタリアではロングパスタは長いままで食べるのがマナーで、かみ切ると縁起が悪いとされています。口に入る分だけフォークに巻きつけて食べましょう。

 また日本ではスプーンを使ってパスタを巻く人もいますが、これはアメリカやイギリスの食べ方。パスタの本場イタリアではフォークだけで食べるのが一般的なのだそうです。


画像 食べ方に関しては男性の方が間違えているようです

出典:一般社団法人 日本パスタ協会

マッハ・キショ松

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