「ホロコーストに関する特別セミナーにご招待させて頂きたい」 イスラエル大使館が欅坂46、秋元P、ソニー・ミュージックへ名指しツイート
11月1日に、秋元プロデューサーらが公式に謝罪していた。
AKB48グループの「欅坂46」が着用した衣装が、ナチス・ドイツの軍服に酷似しているとされる問題で11月3日、イスラエル大使館の公式Twitterアカウントが欅坂46、秋元康プロデューサー、ソニー・ミュージックに対して、「ホロコーストに関する特別セミナーにご招待させて頂きたい」とする公開メッセージを投稿した。ただし、秋元プロデューサー宛と思われるアカウント(@AKI__P48)は本人のものではない。
メッセージは「タレントさんは多大な影響力があり、皆さまがこの重大な問題について知識を持つことが重要です。そこで@keyakizaka46のメンバーの皆さまをイスラエル大使館でのホロコーストに関する特別セミナーにご招待させて頂きたいと思います。@INTSonyMusicJP , @AKI__P48」という内容。
イスラエル大使館は公式Facebook上でも同様のメッセージを公開しているが、こちらは欅坂46のメンバーに宛てたものであり、秋元プロデューサーらへの言及はなかった。
今回の騒動を受け、欅坂46の公式サイトでは11月1日から秋元プロデューサーらによる謝罪文が掲載されている。ツイートでは欅坂46のみならず、秋元康プロデューサーや所属レーベルであるソニー・ミュージックも名指しされていることや、イスラエル大使館のメッセージそのものについて賛否両論が寄せられている。
問題となっているのは10月22日に行われたハロウィーン・イベントで欅坂46が着用した衣装。デザインが「ナチス・ドイツを連想させる」としてユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」などが抗議し、秋元康プロデューサーとソニー・ミュージックに謝罪を求めていた。
(Kikka)
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ソースからは、そのような事実が確認できませんでした。※追記