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11月26日1時40分ごろ、福岡市博多駅前の陥没事故があった道路が沈下していると現場作業員からの通報があり、道路を一時全面通行止めとなったことについて同日、高島宗一郎福岡市長が自身のブログを更新し、経緯を説明している。
陥没事故は11月8日5時15分ごろ発生し、最終的には長さ約30メートル、深さ15メートルにまで穴は拡大。福岡市は昼夜を問わず作業を行い、寸断された電気やガスなどのライフラインを復旧。15日朝に道路開通となっていた。
市長のブログによると、埋め戻した後に地面が重さで圧縮されて完全に固まって安定するまでは若干の沈下も想定されていたという。そのため、技術専門家による会議でモニタリングを続けるようにとの指摘で、24時間体制で継続して路面の高さのモニタリング調査を行っていた。
同日0時30分頃に路面の沈下が計測されたため、「安全第一との現場の判断で一時的に道路の規制を行った」との報告を受けたと市長。沈下は最大で70ミリ程度でその後は落ち着いている。また、「地下鉄工事用の立て坑の水位にも変化はないことから、地下鉄工事現場のトンネルに土砂などが流入したというものではない」とのこと。
「安全第一を優先に、今後とも現場で作業している皆さんには少しでも不安があればいつでも立ち止まって安全確認をして頂くようこれからもお願いを致します」とコメントしている。
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早朝から騒然とする現場。周辺のビルから避難指示。