ケータイ向け「着うた」「着うたフル」が12月15日いっぱいで終了 「嗚呼、青春の日々の終わり」と公式
15年分のランキングのアーティスト1位はEXILE、楽曲1位はGReeeeNの「キセキ」。
ケータイ向け「着うた」「着うたフル」が12月15日23時59分に終了すると運営会社のレコチョクが発表しました。これにあわせ、約15年分の「レコチョク ケータイランキング」も発表しています。
2002年サービス開始の「着うた」と2004年開始の「着うたフル」は、楽曲をケータイの着信音にできるサービス。累計ダウンロード曲数は2008年10月に10億件を突破し、2016年11月末時点では17億件を超えています。しかし、iPhoneやスマホの普及が進み、ドコモもiモードケータイの出荷終了を発表するなど(関連記事)、ケータイの時代が終わりつつある今、ケータイ向けの「着うた」「着うたフル」もその役目を終えることになったようです。
レコチョクは今回のサービス終了発表に際し、次のようなメッセージを発しています。
これまで、音楽シーンを勢いづけるHANABIとして、「着うた」「着うたフル」をきっかけに、ヒットが拡大した楽曲も数々あると自負しております。これほどまでに音楽ファンのみなさまにヘビーローテーションしていただいた感謝は筆舌に尽し難く、当社としても大変思い入れの強いサービスであり、嗚呼、青春の日々の終わりといった寂しさがあるというのが正直なところです。
友人や恋人とおそろいの“着うた”にしていた人などは、「嗚呼、青春の日々の終わり」という言葉を過去の自分に重ねてグッとくるのでは。ただし、今回終了するのは「着うた」「着うたフル」だけであり、スマホやパソコンでの音楽ダウンロードサービス「レコチョク」は継続されるのでお間違いなきよう。
さて、冒頭で述べたように、レコチョクは約15年間続いた「着うた」「着うたフル」のサービス終了を機に「レコチョク ケータイランキング」も発表しており、それによると、アーティストランキングの1位は4745万3103ダウンロードのEXILE、2位は倖田來未さん、3位は浜崎あゆみさんという結果になっています。
一方、楽曲ランキングの1位はGReeeeNの「キセキ」、2位は青山テルマ feat.SoulJaの「そばにいるね」、3位もGReeeeNの「愛唄」という結果となっています。ここでは3位まで紹介しましたが、公式サイトでは、それぞれ100位までの順位が掲載されているので、青春の甘い記憶やほろ苦い記憶をたぐりながら、どんな楽曲が挙がっているのか探してみてもいいですね。
(五月アメボシ)
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