英シンガーソングライターのジョージ・マイケルさんが12月25日に53歳で亡くなりました。男性デュオ「ワム!」の1人として「ラスト・クリスマス」「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」「ケアレス・ウィスパー」など世界中で数々のヒットを飛ばし人気を博しましたが1986年に解散、その後ソロ活動を行っていました。若すぎる死にショックを受けたセレブらが続々とマイケルさんを追悼しています。
歌手のマドンナさんは「さようなら友よ! また偉大なアーティストが私たちのもとを去っていきました。2016年なんて早くどっかいっちゃってくれない?」と過去にマイケルさんのプレゼンターを務めた際の動画も添えてSNSに投稿。偉大なアーティストたちを見送るたび彼女がどのような心境ですごしてきたのか垣間見ることができるようなコメントです。
さらに、ロックバンドのデュラン・デュランは「2016年、またもう1つ才能あふれる魂を失った。ご家族に僕たち全ての愛とお悔やみを」とツイート。クイーンのギタリスト、ブライアン・メイさんも「ジョージ? ジョージ・マイケル? まさか…信じられない、悲しすぎる」とショックを隠しきれないようでした。
シンガーソングライターのレニー・クラヴィッツさんはマイケルさんの美しい1枚を投稿。「フリーダム! 静かに休んでくれ、兄弟」とミュージシャンらしくクールに追悼。シンプルながらも愛とリスペクトを感じます。
シンガーソングライターのエルトン・ジョンさんは「深いショックの最中にいる。最愛の友を失った。優しくて、寛大な魂の持ち主、そして才能にあふれたアーティストだった。私の心は彼の家族と友人、ファンとともに」とコメント。「Don't Let The Sun Go Down On Me」でデュエットをしたこともあるジョンさんはマイケルさんと私生活での交流もあり、喪失の大きさが伝わってきます。
また、現世代のスーパーモデルたちによって2016年版MVが公開された、1990年の曲「Freedom! '90」。当時オリジナル版に出演したナオミ・キャンベルさんは「悲しすぎる。すばらしい天使のような歌声を持った男性のご冥福をお祈りいたします。Freedom! '90は私の誇りです」とコメントし、シンディ・クロフォードさんは同MVに出演できたことが「とても誇らしく感じた」と、マイケルさんとともに過去プレゼンターを務めた際の動画を投稿しています。
音楽業界だけでなく各方面へ広がる悲しみに、マイケルさんの功績の大きさと人柄が表れているようです。
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