1月12日ごろから、「Twitterのタイムライン上にフォローしていないユーザーのツイートが普通に表示される」という報告があがっています。Togetterには、困惑する声が多数まとめられています。
「フォローしていないユーザーのツイートが表示される」というのはホラーもいいところで、逆に自分の劇毒のようなクソツイートがどこの誰とも知れぬ善良な一般市民のTLに突如として表示されているのかもしれないのです。やめろ、俺は誰かをもらい事故に巻き込みたくてツイートしているんじゃない。
この現象についてTogetter内では、Twitterのアップデートによる新機能が原因ではないかとしています。実際のところどうなのかTwitter広報に聞いてみたところ、「頻繁にいろいろなテストをしている中の1つです。フォームから機能についての意見を送れます」とのこと。
つまり、Twitterによくある「一部のユーザーだけを対象にした新機能テスト」だったようです。確かに、とても大きな変化の割には、この件についてツイートしている人が少ない印象です。
ただし、Twitterヘルプセンターの「Twitterのタイムラインについて」には、2014年から以下のような表記があります。
さらに、おすすめのツイートやアカウントのほか、人気や関連性の高いコンテンツがタイムラインに追加されるため、フォローしていないアカウントのツイートが表示されることがあります。タイムラインに表示されるツイートは、人気の高さやフォローしているアカウントからの反応など、さまざまな要素にもとづいて選ばれます。タイムラインをいっそう利用者の興味や関心に沿ったものにするために、Twitterはこのような工夫を重ねています。
つまり、この機能自体は以前からあった様子。しかし、最近になりまた騒がれ始めたということは、テスト機能の対象ユーザーを拡大したのか、もしくは表示頻度を上げた、表示条件を増やしたといった機能の改修を行った可能性があります。この件についてもTwitter広報に問い合わせてみましたが、現時点で回答はありません。
何かとお騒がせなTwitterの新機能テストですが、やはりフォローしていないユーザーのツイートが当たり前のように表示されるのはちょっと抵抗があります。
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