Dropboxがオンラインドキュメントツール「Dropbox Paper」を公開 「Googleドキュメント」のようなチーム作業向け機能を搭載
チーム利用のドキュメントツールに新しい選択肢ができました。
Dropboxから、複数ユーザーで共同編集できるオンラインのドキュメントツール「Dropbox Paper」(以下、Paper)が公開されています。
内容としてはチームでの作業に重きが置かれていて、ドキュメントの編集画面では右上に「共有メンバー」、右サイドには会話形式でやり取りできる「コメント機能」が備わっています。テキストだけでなく、画像に動画、音楽など自由に貼り付けることが可能です。
メンバーの誰がどんな追加・変更したか確認でき、説明する際に便利な「プレゼンテーションモード」も用意。また、ある意味で最大のポイントとなるDropboxとの連携では、Dropboxのファイルの追加や表示はもちろんのこと、Paper側に追加したDropboxファイルの編集も自動的に更新され、どちらでも最新の状態が保たれます。ちなみに同名のスマホアプリ(iOS/Android)もすでにリリースされています。
Paperがもう1つ推しているのが、タスクツールとしても機能する点。チームの作業を全員で管理でき、それぞれの進捗状況も確認できます。担当者の割り当ては「@メンション」で行い、全員への一斉通知も可能。その他では「Google カレンダー」との連携機能や、今後追加される「プロジェクト機能」など、類似サービスを利用中のユーザーを取り込もうという意気が感じられる内容となっています。
利用は紹介ページまたは、Dropboxにログインしてメニューに追加されている「Paper」から開始できます。すでに日本語にも対応していて、始めると「ブレインストーミング」「プロジェクトの概要」「議事録」といったテンプレートがすぐに使えます。
(宮原れい)
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