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講談社、手塚プロダクション、NTTドコモ、富士ソフト、VAIOの5社は共同で「鉄腕アトム」の開発プロジェクト「ATOMプロジェクト」を開始すると発表しました。手塚治虫生誕90周年を記念して行われる企画で、発話しクラウドで成長する“一家に一台”の家庭用ロボット「ATOM」の普及を狙うそうです。
ATOMのモデリングは手塚プロダクションが全面協力し、微妙な三次元曲面を再現。NTTドコモの自然対話プラットフォームを搭載し、電気系統のメインボードなどの基盤はVAIOが開発。富士ソフトはOS・AIの設計開発に携わっています。会話の元になるシナリオモデルの作成や出版コンテンツ、プロデュース、販売などは講談社が担当。
プロジェクトの第1弾として4月4日に発売される「コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、ATOMをユーザーが組み上げることができるパートワーク。VAIOは、ロボット製造で実績のある安曇野工場でATOMを組み上げる組立代行サービスも担当します。
パートワーク版からスタートする「ATOMプロジェクト」ですが、今後は新たなロボット端末やBot・AIなどのソフトウェアまで、ハードウェア・ソフトウェア両面で展開を進める予定です。
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