ブロロロロー! トラウマ必至の70年代特撮「超人バロム・1」がYouTubeで公式配信開始
小学生2人が合体変身する異色特撮、原作は「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさん。
1972年放送の特撮ヒーロー番組「超人バロム・1」が、東映特撮YouTube Officialで配信開始しました。毎週水曜日22時に2話ずつ更新されます(第1話は常時試聴可)。ブロロロロー!
小学校のクラスメイト・木戸猛と白鳥健太郎が友情エネルギー“バロム”の力により合体変身し、正義のエージェント・バロム・1となって地球征服を狙う悪と呪いの力・ドルゲと戦うストーリー。「仮面ライダー」に端を発した変身ヒーローブームを代表する作品の1つで、変身するときの掛け声「バロム・クロス!」は当時の子どもたちの間で流行語になりました。
バロム・1の得意技はバロム爆弾パンチなど格闘系が基本。手のひらサイズの変身アイテム・ボップは、変身するとベルト中央に装着され、空に投げると万能スーパーカーのマッハ・ロッドに変形するなど重要アイテムとして機能。放送当時は仮面ライダーの変身ベルトにも匹敵する人気おもちゃとなりました。一方、毎回登場するドルゲ怪人の姿は、見た夜には1人でトイレへいけなくなるほど強烈なヤツが多数。トラウマとともに記憶に刷り込まれる作品となりました。
原作は「ゴルゴ13」で知られる、さいとう・たかをさん。「ブロロロロー!」のフレーズがインパクト大な主題歌を歌うのは“アニソン界の帝王”の異名を取る水木一郎さん。出演者では、「ルロロロロロー」と不気味な声を発するドルゲの声を「機動戦士ガンダム」のリュウ・ホセイ役などで知られる飯塚昭三さん。「ルパン三世」の次元大介役で知られる小林清志さんが、猛の父・木戸燐太郎刑事役で貴重な顔出し出演をしているのも見逃せません。
(ADAKEN)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 円谷プロ「トリプルファイター」がリバイバル配信、レッドマン人気に続く?
戦隊ものの原型、「毎日見られるヒーロー」として人気に。 - 怪獣を串刺しにして着ぐるみを崖から盛大に投げ捨てる レッドマン“伝説回”にネット民絶句
やりすぎだってば。 - おじさんも忘れかけてたやつだ! 40年前のアニメ「UFO戦士ダイアポロン」特設サイトが突如出現
ジャイアントサイズのダイアポロン人形などの情報も。 - 説明なしで怪獣をオーバーキルする通り魔ヒーロー「レッドマン」が怖すぎる YouTubeのリバイバル配信で人気が再燃
ヒーローなのに「赤い通り魔」の異名を持つ伝説の存在です。 - 「超合金の生みの親」 ロボット玩具デザインの第一人者・村上克司初のデザイン画集が発売
仮面ライダー・宇宙刑事ギャバン・スパイダーマンなども。 - 赤い通り魔「レッドマン」が歩んだ道には、怪獣の屍しか残らない
夜道で出会いたくないヒーロー第1位。 - 暴行被害の俳優・椿隆之、復帰作「仮面戦隊ゴライダー」への思いを語る 「前へ進む 」「進めるんだ!」
一方で、今も事件の後遺症に悩まされているとも。