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米Twitterが、有料プランの導入を検討していると報じられています。同社が2011年に買収したTwitterクライアント「TweetDeck」の高機能版を提供する可能性があるとのこと。
「BBC News」によると、「TweetDeck(Twitterアカウントと連携し、ツイートを複数の列に分けて表示できる)」の有料版では、リアルタイムに情報を追いやすくなっているほか、高度なアナリティクス機能、カスタマイズ可能なダッシュボードなどが搭載されるとのこと。これらの情報については、すでにTwitterが一部ユーザーにメールで説明しているといいます。
この件については複数の海外メディアが取り上げていますが、情報源のひとつとして紹介されているのはジャーナリストAndrew Tavani氏のツイート。それによると有料版は仕事などでTwitterを利用する一部ユーザーを対象としたものとされており、サービス自体が有料化するという話ではないようです。
Twitterは世界的にユーザーを獲得している一方で赤字が続いています。高機能な「TweetDeck」が実現して新たな収入源になれば、経営状況の改善につながるかもしれません。
(マッハ・キショ松)
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有料化に関して、ユーザーからは賛否両論があるようです。