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MP3コーデック、特許終了 開発元の独研究所がその歴史をひもとく

その役割はより高品質なAACやMPEG-Hへ譲られると予測しています。

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 オーディオコーデック・MP3の開発元であるドイツのフラウンホーファー集積回路研究所が、同特許の終了を発表しました。フランス企業のテクニカラーが持つMP3関連特許と、同社と同研究所のMP3関連ソフトウェアのライセンスプログラムが、4月23日で終了したとのこと。


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 同研究所は、「過去20年間、MP3を大いに支持し世界の標準コーデックにしたライセンシーに感謝します」とコメント。MP3は今日でも人気があるものの、今後はAACや次世代のMPEG-Hといった最新コーデックが主流になると予測しています。

 同研究所はMP3の開発史も公開中。1987年にニュルンベルク大学との共同開発が開始し、1991年に「MPEG-1 Layer 3」規格が策定。1998年には初のポータブルプレーヤーが発売されるといった流れがまとめられています。


開発開始 1987年、開発開始

規格策定 1991年、規格が策定

プレーヤー 1998年に初のポータブルMP3プレーヤー、韓国の「MPMAN」が登場


(沓澤真二)


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