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YouTube動画をMP3に変換できるサービスに、アメリカとイギリスのレコード協会が法的措置

月に60万人以上のユニークユーザーがアクセスする「Youtube-mp3.org」をレコード会社が訴えました。

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 国際レコード連盟(IFPI)は9月26日、アメリカレコード協会(RIAA)や英国レコード産業協会(BPI)などの団体が、YouTubeの動画を音楽ファイル(MP3)に変換できるサイト「Youtube-mp3.org」に対して訴えを起こしたことを発表しました


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「Youtube-mp3.org」サイト

 「Youtube-mp3.org」は月に60万人以上のユニークユーザーがアクセスする最大のストリームリッピングサイトで、同団体はこれを目に余る著作権侵害だとしてサイトの停止を求めています。また海外の報道によると、彼らは15万ドル(約1515万円)の損害賠償も求めているということです。

 IFPIは発表の中で、16歳〜24歳の49%がリッピングサイトで違法コピー行為をしていることも今月初めの調査によって分かったとしています。

 RIAAのCEOであるCary Sherman氏は「このサイトはアーティストやソングライター、レーベルが持つ曲を何百万とかき集めています」とし、BPIのCEOであるGeoff Taylor氏は「私たちがオンライン闇市場の問題に対して取り組めば、音楽ファンは現在ある正規のストリーミングサービスだけにアクセスできるようになる」と考えを述べています。



(宮原れい)

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