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「山奥で雪見だいふく採取してた」 白くてふわふわな植物「ユキモチソウ」がかぶりつきたい雪見だいふくっぷり

ただし有毒。

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 「四国の山奥で雪見だいふくの収穫してる人を見かけた」というツイートともに、植物から生えている雪見だいふくを採取している衝撃的な写真がTwitterに公開されました。まじかよ雪見だいふくって野草だったのか……。




ユキモチソウ 雪見だいふく 絶滅危惧種 雪見だいふくが植物から……!?


ユキモチソウ 雪見だいふく 絶滅危惧種 採取

 この驚きの写真を公開したのは、Twitterユーザーのsawagani550さん(@sawagani550cc)。実はこれ、「ユキモチソウ」という植物で、花のちょっと上に雪のように白く餅のように柔らかいタマが付いていることからこの名がついたとのこと。もちろん似ているだけで、雪見だいふくとは関係ありません。

 なんともおいしそうですが実は有毒で、「かじったらたぶん大変な目にあいます」とのこと。厚生労働省の「自然毒のリスクプロファイル」にも、毒性について記載されていました。

 「ユキモチソウ」絶滅危惧II類に指定されている珍しい植物で、sawagani550さんは何年も前からユキモチソウと雪見だいふくを並べて写真を撮りたいと思っていたそうです。今回の撮影時にはすでに花期のピークは過ぎておりほとんどの個体で花はもう溶けてました。しかし、夕方になりついに真っ白なタマをつけた個体を見つけ、用意していた雪見だいふくとならべて撮影に成功。ついに長年の願いが実現しました。

 ユキモチソウをみながら食べる雪見だいふくは、すっかり溶け切っていたものの至福だったとのこと。珍しい植物を面白い趣向で撮影した、素晴らしい写真でした。

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生物多様性 | 写真 | 撮影


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