advertisement
今夏公開を控えている「スパイダーマン:ホームカミング」の海外版新作ポスターがダサすぎるとして、海外ファンの間でブーイングを通り越して、愛憎の入り交じったコラージュ画像祭りへと発展しています。
ポスターは5月24日に2種類が公開。片方はキャラクターのスタイリッシュさが際立つデザインでしたが、問題のポスターでは登場人物らがシリアスな面持ちで整列。絶妙にわざとらしい構図がファンのネタ心を刺激し、瞬く間に話題の中心となりました。
新作の設定ではスパイダーマン(トム・ホランド)はヒーローとしてまだまだ未熟。アベンジャーズのリーダーであり、ベテランの風格漂うアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)の保護者的な役どころも見どころの一つとなっています。しかし、ポスターはそうした二人の関係性を強調しすぎと見なされたのか、Twitterではアイアンマンをポスター上で大量増殖されたコラ画像なども登場。
このほかに「スパイダーマン」の過去映画シリーズで主演を務めたトビー・マグワイアさんや、バードマン、デッドプール、ドナルド・トランプさんなど、作品内容に一切無関係な人物をポスターに組み込んだものが複数作られています。
これまで公開されたポスターは比較的シンプルなデザインが多かっただけに、その落差からファンが過剰に反応している側面もあるのかも。また、それだけの人気シリーズで、本編への期待の裏返しであるともいえるかもしれません。「スパイダーマン:ホームカミング」はアメリカでは7月7日に、日本では8月11日に公開予定です。
「スパイダーマン:ホームカミング」日本版予告
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 映画「ワンダーウーマン」の日本の宣伝がTwitterで酷評 女性戦士を「男も恋も知らない天然キャラ」とうたう
「下品すぎる」「私の知るワンダーウーマンはヘテロセクシャルじゃない」と批判を集めています。 - 「キングスマン」続編の公式Twitterが「人は見た目が100パーセント」 ファンからツッコミ続出
前作のテーマ「マナーが紳士を作る」に反したツイート。「第1作目見てるの?」と疑問の声が。 - 映画「ドラえもん」のグッとくるポスターはなぜ生まれた? ストーリーボードポスター誕生の経緯を取材
「10万年後に助けてくれ。」などのキャッチコピーが話題になっていました。 - ジブリ作品のプロデューサー、英紙での発言が性差別と批判 「女性は映画監督には現実主義すぎる」
英The Independent紙では「ジェンダーの固定観念化」とも。 - ディズニー/ピクサー映画「インサイド・ヘッド」 本編上映前のドリカムMVに感情を殺される事案が多発しているもよう
映画の宣伝って難しいですね……。