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日本の世界遺産「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の新規登録を記念して、7月23日18時より21カ所になった日本の世界遺産全てを紹介するスペシャル版が放送される。
今回登録が決定した「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を構成するのは、玄界灘の洋上に浮かぶ沖の島や宗像大社など。4世紀後半から9世紀末に至る祭祀遺跡があり、特に沖の島では8万点に及ぶ神への奉献品が発見され、全て国宝に指定されており、「海の正倉院」とも呼ばれている(関連記事)。
今回の番組では、海との関わりが特に強い「知床」「石見銀山」「古都奈良の文化財」を新たに取材し、貴重な映像とともに紹介していく。
2005年に登録された「知床(自然遺産)」では、知床連山最高峰の羅臼岳の登頂にチャレンジ。ガイドとともに、生命のゆりかごである「海」と原始の「森」をつなぐ「川」をさかのぼりながら、知床の生態系を解き明かす。また、2007年に登録された「石見銀山(文化遺産)」は、7月から人数限定で一般公開された石見銀山で最大の坑道に潜入する。そして1998年に日本で9件目の世界遺産として登録された古都奈良の文化財(文化遺産)では、渡を渡って日本に伝わったある「モノ」を追う。興福寺ではインドの戦神だった阿修羅が、なぜ穏やかな表情となったのかという謎に迫る。
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